始まって2分後(暫定)には、多くの人が思ったことでしょう。
「できるんじゃないかディーン!」
数多あるSDの中で、何度も何度も
「狩を止めて普通に暮らそうよ(僕と)」
とかきくどく弟におにーちゃんが言ったセリフ、
「俺にまともな暮らしなんてできるわけないだろ」
は、ここでオフィシャルに否定されたわけですよね。めでたい。
これを見てしまった以上、というか1年間もまともな暮らしをしているのを弟に観察されてしまった以上、今後おにーちゃんは
「履歴を消して大学に復学したんだ。だから一緒に暮らそう」
とか
「弁護士になったんだよ。だから一緒に暮らそう」
とか
「今度自分の事務所を持つことになったんだ。だから一緒に暮らそう」
とか(しつこい)弟にアプローチをかけられたとき、
「俺はハンターを続けるしか能がない。普通に暮らしたいお前とは道が違う」
なあああああああんて切ないセリフを、もう言えなくなっちゃったんだぜ。ぷぷぷ。
そして、戸籍上は死亡してようが、犯罪歴があろうが、(あれ、ヘンリクセンが消してくれたんだっけ?)
ちゃんとまともな職について暮せるのだね。ビバUSA。
なのでSD的に未来は明るいっすね!!!!(←少しはストーリーを語れ)
えーと、他の中身にちょっとは触れよう。
ジンの毒にやられて銃を持ってうろうろするおにーちゃんですが、きっとこの1年、何度もあったんだろうねこういうこと・・
もうクレジットカードの履歴を消してくれるサミーがいないから、まともな仕事の稼ぎで銃器類を買うのは大変だけど、全然消費しないからインパラに積んであった在庫だけで済んじゃうんだぜきっと(涙)
衝撃のサミーとの再会は、この先を見てしまっているので既に新鮮な感想が空の彼方なのですが、
サミーが淡々としている分、黄色い目の悪魔さんとの再会の方が、えらく汁気たっぷりで味わい深こうございました。いいよね~悪魔だから入れ物は色々変わって良いんだけど、黄色い目の悪魔はあの人に限るな=3
&ルシファーも彼の人に限るな!(役者さんの名前を覚えなさい自分よ)
そして、噂のじーちゃん登場。
困ったことに存在感があって存在感があって困るなあこの爺ちゃん。
孫を食わないでください。というか、若手人気俳優二人をそう食わないでやってください。これまたサミーが淡々としてるもんだから、じーちゃんの出てる画面の方が汁気というかあぶらっけがにじみ出ていて、本当に困ります・・・一見理解がありそうで、ちっともなさそうなところとか、ちょっとゴーマン気味のところとかね。
若いジョンパパでは太刀打ちできたか怪しいけど、20年後ジョンパパとガチンコ勝負をしたら、すごく迫力のある映像が撮れそうです。
あ、このじーちゃんによって、「肉体が消滅してても復活可能」も実証されたわけなんだから、もういっそジョンパパとかエレンとかジョーとか復活させておくれよ。
さて、キャンベルの面々登場。
英語で観てた時、さっぱり言ってることが分からないながら、
「あ!この子ディーンのこと馬鹿にしたわね!」
「ああああ!この男、ディーンのことを馬鹿にしたわね!」
と、推測で怒っていたのですが、字幕でみたらやっぱり彼らはディーンやディーンの暮らしをバカにしていたので、思う存分怒ることにします。プリプリ。ディーンとサミーが終末止めようと駆け回ってたとき、君らは何をしてたんだー!
てっきりこの3人も復活の死人(だってS3でサムが調べた時、キャンベル系壊滅してなかったっけ?)かと思ってたら普通のひとでした。・・・というか、ハンターしてたんなら、悪魔に追われるW兄弟の名前を知らんのか?
(それは言っちゃあいけないシナリオライター様の都合なのか!?)
ハンター業界は狭いようで広いのか?
あと、リサはしみじみ得がたい彼女だわ。
ハンターだったことも知っててくれてるし。
全体的にサムが生きてて嬉しいはずなのに、喜びきれないディーンと、眉を下げようが口を尖らそうが「淡々」としたサムが「いったたたたたた」感満載の1話でした。
インパラを連れてけ、というディーンのセリフを
「そんなにも大事なものをやる」
と取るか、
「それぐらいきっぱりと狩や弟と手を切りたい」
と取るか。
なんにせよ、あっさりインパラ断ったサムの車が発進した後に、手を上げかけて下ろすにーちゃん、痛々しい・・・!痛々しいよ・・・・!!
痛々しい度10段階評価で7つけちゃうぞ。
でもさ、サミーとならお互い身は守れるんだから、安心して弁護士と建設業従事者で暮せばいいのにね~。
[6回]