今日はついったでお友達とお話している中で、兄弟のギャルソンコスプレが観たいなあという話になりました。なった、というか私が口走ったんですが。
思いついたらほんとに見たくなったので、とりあえずネタメモ。
ここで重要問題は、本編のハンター兄弟ネタにするか、AUの他人ネタにするかです。
しかし気になるなら両方書けばいいのがノックの良いところ。
取りあえず今日は他人で行きます。
サム…カフェの店員。年齢はいってるけど大学生。
ディーン…カフェに入ってきた新人。
ベニー…カフェのオーナー ホットサンド作りが上手
「おはようシンガーさん。今日は何にします?」
「お前、いつもいるな。授業はないのか」
常連客の軽口に、サムは笑って答える。
「今日は昼からなんですよ。朝食がまだなら、パンプキンとチーズのサンドはどうです?ハロウィンシーズン限定」
「前も言ったが毎回俺に野菜を食わせようとするのを止めろ」
「奥さんが心配してるからなあ」
「ここもエレンの手先か。バターとベーコンを求めて家の外に出てるってのに」
眉間の皺の具合から肉っけへの真剣度を測ったサムは、折衷案としてBLTサンドを提案する。
「ベーコンは厚切りでな」
「了解です」
ボビーは近所に住む中古車店のオーナーだ。修理の腕が良くて、サムもバイクのメンテナンスで世話になったことがある。
「三番、BLTとカプチーノ」
カウンターでオーナーに注文を伝える。
「OK」
店長のベニーは髭面でがたいが良くてカフェよりも肉体労働が似合いそうなタイプだったが、外見からは意外なほど穏やかで親切だ。読書も好きで、サムも話しやすかった。
「グリーンティー一つ、急いでくれ」
サムの横に次のオーダーを伝えにウェイターが来ると、作業に没頭していたオーナーが顔を上げた。
「急ぐなら中使え。ポットは二段目にあるやつだ」
言いながら顎をしゃくる。
「ええ?まじかよ。俺の仕事じゃねえだろが」
「じゃあ待ってろ。あとオーダー4つだ」
「いいじゃねえかよ、ちょっとばかり飛ばしたって。茶だぞ?ポットの湯を入れるだけだろ」
「だから急ぐならやれと言ってる」
ディーンのなじみ客はどうも出てくるまでの時間によってチップの額が違うらしい。
こんなの給料に入ってねえよ。
そう言いながらカウンターの中に入る同僚を見ながら、サムは、
「僕も自分でやった方がいい?」
と訊いてみる。だがオーナーは顔も上げず、
「もうちょい待ってろ」
と言ったまま作業に集中している。
「オーケー」
自分の受け持ちテーブルに視線を向けながらサムは応じる。まあそれが当たり前だ。サムはウェイターであり、キッチンの仕事は受け持ちではない。
最近入ってきた新入りが、オーナーに妙な気に入られ方をしているのだ。
・・・・・・・・・
あら、全然SDでいちゃつくとこまで行きつかなかった。
[11回]
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