なんかあらぶが二連ちゃんだったから、今日は何か違うネタにいたしましょう。
(文書こうとすると時間かかるから、ネタ出しくらいで無理なく)
どーしよーかなー。
何か新しい設定。
「S5の後、FBIに捕まって本気で刑務所入りしている兄貴と、地獄から帰ってきたロボサム」
…解説だけで長い。
単調な生活は苦ではなかった。
釈放の有り得ない刑期も、当然だと思えた。
弟は魔王と共に、永遠に地獄の檻にいるのだから。
「普通の生活を送るんだ」
そう言った弟との約束だけを思い、優しい女性と子供の暮らす家のドアを恥知らずに叩いた。
黙示録の混乱が収まるにつれて、機能を回復してきた警察が自分を見つけ出したとき、安穏とした人生が早めに終わることにほっとした。
それでも塀の中にいるだけでいい自分は、やはり弟に比べてぬるま湯に浸かっている気分はぬぐえない。
起床、点呼、労働、食事
食事は規則的に出てきて、睡眠中に襲われる心配も少ない。そして毎日の宿の心配もない。
「いつ死んでもいい」という思いは常にあったが、そう言うときに限って殺しそうな奴とぶつかることもなかった。
一回だけ所内で幽霊の噂が立ったことがあり、多少血が騒いだが、調査に行くこともできないうちに犯人が捕まって終わってしまった。
面会に来るものは居ない。
リサには裁判中に別れを告げた。
ボビーは何度か差し入れをしてくれたが、もう来ないでくれとディーンが言った。
自分はこのまま朽ちていけばいいのだ。
だからその日「面会だ」と呼ばれた時には、てっきりボビーだとばかり思っていた。
だが。
「やあ、久しぶり」
面会室のアクリル板の向こうに、しらりとしたサムの顔を見たときディーンが反射的に思ったことは、
「どこのシェイプシフターか悪魔か」
だったし、口にしたのは
「失せろ」
の一言だった。
・・・・・・・
てなネタがなんとか浮かんだんですが、ロボサムったら兄貴を脱走させようとかさらさら思わずに面会だけ来そう…
多分兄貴のあだ名は「死にたがり」だろうな。わざわざ願いを叶えてやりたくねーぜ、とか思った囚人たちが遠巻きにしてるパターン。
[14回]
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