二日目くらいは刻みましょう。
って、あれ、日付越えてたから同じ日の2回目か。
まあいいや。
久しぶり過ぎてあらぶーサムのキャラを忘れている気がする。
…まあノックだらかいいか。
まあまあ繰り返すてきとーさで申し訳ない…しかしCLASSICALの順番すらわからなくなってるからなあ。
マンションのベルが鳴り、ドアの魚眼から覗くと険しい顔のサムが立っていて、明日の準備をしようとしていたディーンはため息をついた。
来ないといいと思っていたのだが、こういう時の願いが通じた試しがない。
仮にも王族だし、継承順位は一つ上がっているのに、この軽々しさはなんだろう。
「あの男は国へ帰せ」
ドアを開けると予想通りの第一声でもう一度ため息が出る。
「来るなら先ぶれをよこせよ。護衛やお付きはどうしたんだ」
「配偶者の部屋に来るのになぜ予告が要る」
「…いや、いるだろうがいつも」
埒が明かないが、いかに王家直轄の建物でも部屋の外に立たせておくわけにはいかないので、中に入るよう促した。
サムが当然のような顔で入ったあと、ディーンは玄関から外を見まわす。すると一歩下がったところに黒い影がうっそりとぞろぞろいるのが見えたので、納得して扉を閉めた。
ディーンが失踪した時のことを覚えている相手と会ったのは驚いたが、不本意ながらディーンは自分を王族のコネ欲しさに仕事を放りだした最低男というストーリーを設定した。
ヘンリクセンの顔には驚きの後、当然の怪しみと軽蔑の色がかすかが浮かんだが、今現在のビジネスを投げだしはしなかった。
だからディーンも恥など知らないふりをして、明日の商談の約束をしたのだ。
だが。
「随分と親しく話していたそうだな。あの男はお前とどういう関係だ」
別次元の心配に肩を落とす。
「仕事での顔見知りだよ…」
親しくと言っても会社の応接室で数分だし、一般的に男同士が親しくなって起こるのは、飲みや食事くらいなものだが、そういう常識は仕事で会社に来た外国人を薬をもって拉致してきたこの王子にはなかなか通じないのだ。
・・・・・
うーむ、今日はここまで。
これはねたなのか文なのか…
[18回]
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