さて、リハビリ5日目
もう何か書くことに意義があるのです…むぱらの抽選いつ頃でるかなあ。
本日のお題った―さまのお告げは
『距離の取り方』
不思議とカードの使い方やヒッチハイクの仕方は覚えていた。
ポケットの中にあった紙幣をカウンターに置き、ビールを注文しながらディーンはこれからどうしたものだろうと考える。
サムの幽霊だの悪魔だのといった話の真偽は疑わなかったが、一通り聞いて考えたのは、単純に
「無理だ」
ということだった。サムは、
「戸惑うだろうけど少しずつ教えるから」
と言っていたが、戦力に考えられても困る。わけのわからないものが目の前に現れたらあっという間に死にそうだった。
(それになあ)
出てきたビールに口をつけながらぼんやりと思う。
サムは兄弟でかつ恋人だと言った。
わけがわからない。
目が覚めた時自分達は一緒に寝ていた。
恋人なら恋人で良いのに、なんでそこに兄弟がつくのか。
幽霊だのなんだの相手の仕事については、何となくサムはディーンに無理強いはしないだろうと思っていた。
だから問題は。
兄弟なら兄弟。
恋人なら恋人。
どちらかにしてほしい。
距離の取り方がわからなかった。
続くぞ
危うく日付が変わるとこですわ。
終末の夜は周囲が寝ないし、パソコンの後ろに立つし、なかなか作業が進みません。
プリーズ個室。
[12回]
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