もう少しで運命のシーズンフィナーレだというのに、通勤電車で今日もフワフワと幸せハンター一家(幸せを追う狩人みたいで嫌だなあ)妄想にふけっていました。
はたから見ると十分危ない奴かもしれないけど、直接描写の激しい海外スラッシュを読んでる日と違って、ピーとかピーとかピピピーとかの画像は脳内に結ばれてないから、疚しさは70%減少よ(当社比)。
でも決して日経新聞読んで立派な社会人度を上げようとかそういう方向にはいかないワタシの思考。
今日はメモしておこうと思って、携帯をパチパチ打ってました。
だのに…!乗り換えの時にうっかり「切る」ボタン押してしまって、30分の集中の成果が消えた。とほほ。そーして帰りの電車ではもちろん忘れてるんですよねこれが。きい。←悔しい。
W家の皆さんは日曜日には必ず礼拝に行く、と思ったわけですよ。
でも、社会人の良識、みたいに割り切れてる両親と違って、息子二人はちょっとぶーぶー言ってる。
あいかわらずメモのみですが、思い出しつつ書いとこう。
日曜日には必ず教会に行くW一家。
でも、暴力的天使(W家の居候を除く)の実態を知ってしまった息子達は、もはや形式的に礼拝に行くのも面白くない状態。
「神様に祈ったって、もうずっと所在不明で天使が探してウロウロしてるのにね」
「お、見ろよあのステンドグラス、ミカエルじゃねーのか?」
「あー、ホントだ。反対側ラファエルだ。」
「……」
「むかつくな」
「…だね。」
「割っちまいたいな」
「ヒゲ描いてやるのとかどう?」
「こらこらお前達。いいか。あれは天使と思うな。隣町のガラス工場の連中の苦労の結晶と思え。」
「あー、それなら腹もたたないね。」
「大体、あんな目立つところのガラスを破損してみろ。いつも資金繰りに苦労してる神父が泣くだろう。」
「ジム元気?」
「ああ。今日も実は礼拝の後に誘われていてな。新しい交霊術を仕入れたから、手伝ってほしいそうなんだ。」
「それって危なくないのジョン?」
「なあに大丈夫。触媒として血を一滴垂らすだけだ。」
「わたしが聞いてるのはその後のことなのよジョン!!」
マムにとってジム神父は神父様というより、ジョンをいつも得体の知れないことに巻き込む悪友のような認識と思われます。
そうして何ゆえにちっとも信心深くないW一家が毎週必ず揃って礼拝に来るかと言うと、
「良く考えろディーン。ちょっと変わったところもあるが日曜礼拝にきちんと出てくる家族と、日曜礼拝にも来ない変わった家族。どちらが周囲から怪しまれないと思う。」
「来てたって怪しまれると思うけど。」
「だがこうして毎週顔を合わせておくことで、いざという時に塩をかしてくれとかロープを貸してくれとか、何も言わずに1時間出かけてくれとかが格段に言いやすくなるんだぞ」
「打算的だよね」
…てな事情なのでした。
[5回]
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