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ぜーはー。
寄る年波で今日は通勤電車では終わりませんでした。
そして明日明後日は忘年会が続くので多分アップできないと思います。
週末に一回くらいできるかなあ。
しかあし!
完璧を求めるとほとんどの人生落第点です。
今日更新できただけでよいではないか良いではないか自分よ。←自分に優しすぎる
えー、本日は古典的SDです。
具体的にはS4で悪魔の血チャージでちょっと俺様になってるサムと、地獄帰りでちょっと弱気になってる兄貴の無理矢理系SDです。こちらです。
サムはディーンの怪訝そうな顔を気にした様子もなく、どこからか取り出したカードを配り出した。
「兄貴が勝ったら今日はなにもしない。僕が勝ったら好きにさせてよ」
ディーンは嫌みではなく口を歪める。
「はあ?なに言ってやがんだ。好きにしてんだろがいつも」
「いやいや足だけ開かれるのはつまんないんだよ」
「ご奉仕でもしろってか」
「そうじゃない。…僕が勝ったら言うよ」
「けっ」
そして経過は省くが予想通りディーンはあっさり負けた。どのみち勝ってもサムが言い出した今日だけ何もなくても、たいして嬉しくもない。
「じゃあこっち来て」
ベッドに倒されるところまではいつもと同じだ。
何のプレイがしたいか知らないが、とっとと終わらせて寝るに限る。
上に覆いかぶさって見下ろしてくるサムをどうでもいい気分で見つめた。
咥えさせたいのか引っ掛けたいのか、なにか突っ込みたいのか。一方的に宣言された賭けに従う気なんぞ毛頭ないので、ことの次第によっては蹴り上げてやるつもりだった。
が。
「……なんだよ」
「じっとしてなよ」
いつもなら即物的に服を剥ぎにかかるサムなのだが、さっきからずっとディーンの頬をさすったり髪をなでたりしている。予想していた方向性と違ったのでしばらくは好きにさせていたディーンだが、額にキスをされかけたところで顔を背ける。
「なんなんださっきから、気色悪い」
「上書き」
「はあ?」
「あんたの死体の感触を早く忘れたい」
そう言われて思わず沈黙する。
抱きしめて、キスをして、髪を撫で、頬を摩り。
「……」
何か言うことがあるような気もしたが、結局浮かばず、ディーンは無言でサムを殴り、いつもと同じ夜に雪崩れ込んだ。
おわる