えーと、サムがロースクールに入るのを期に実家を離れる時期が近づいてきました。ディーンはその街で仕事と部屋を探します。サムも一緒に下見に行きたいところですが、ロースクールの準備が大変で最終候補の確認しか行けませんでした。が、まあ決まります。引っ越せばラブラブ生活スタートです。
が、関門が控えています。ジョンパパへの報告です。
「親父、俺仕事変えようと思ってさ」
「ほう」
「ちょうど上級資格も取ったし、待遇いいのがあったから決めてきたんだ」
「早いな」
「うん、で、引っ越そうと思って」
「ほうどこだ」
「ここ(と、新住所のアドレスを示す)」
「ん?向かいの子と近い住所じゃないのか。あの子も学校に入るから引っ越すと言ってただろう」
「よく知ってるな親父」
「昨日メアリーに聞いた」
「あいつの通う学校も近いからルームシェアしようかと思ってさ」
「たまたまか」
「…いや」
何故かそのやり取りを聞いていたサムが、
「なんでいつもあんなに口が上手いあんたが」
としどろもどろぶりに呆れるんだけど、
「別に隠すことでもねえだろう」
と困ったように言われて却って赤くなる、と。
あ、なんか初期ネタ書きたくなってきたな。
深い仲になった後のデートで、今さら服装に悩むとか。普段着はなんだけど、女相手のデートの時の格好はなんか痒い。うわあどうする、と悩んでるうちに遅刻してサムにプンスカされて開き直るとか。
DSだった翌日に、機嫌のいいディーンにおはようや行ってらっしゃいのキスをされて、つい
「随分態度が違うね」
とかつんつん言っちゃうサムとか。でもディーンがにやりと笑って、
「可愛いからな」
とか言うと悔しがりながらめろっとなっちゃうんだろうな。ディーンの働いてる工場に行ったときとかも、つい、「ディーン!」と駆け寄ってしまって、周囲のおっちゃん達から「ディーンに懐いてる犬っぽいボーズ」とか認識されちゃう。
そのうちでかい弁護士になった後も、たまに
「もう可愛くない?」
とか後ろからがっちり抱き付きながら言ったりする。そうすると振り返ったディーンに、
「俺より背と筋肉があるのはな」
とか言いながら鼻を捻られるに違いない。
あああ小ネタというかバラバラ頭に浮かぶ妄想ですがいいや。
[28回]
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