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海外ドラマの超常現象の兄弟(SD)を中心に、頭の中にほわほわ浮かぶ楽しいことをつぶやく日記です。 二次創作、BL等に流れることも多々ありますので嫌いな方は閲覧をご遠慮くださいませ。
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リハビリはコツコツと

ふふふふふ、私はアトリエの呪いから脱出する新たなる技を会得しました。
たまったジュエル(ウェブ上の貴重品)がたまったところで一気にガチャに突っ込むのです。HP切れを回復できなくなって現実世界へ………
………あれ?
同じような文言を最近書いた覚えがあるぞ。
恐ろしいですね。
いかにゲームが人の脳みそを侵食するか良く分かりますね。

思いっきり忘れっぽくなって、毎日
「ねえディーン、僕いいこと思いついた!」
とわくわく話しかけて同じ話をするサミーに、忍耐力を総動員して頷いてやるお兄ちゃんの姿とか考えだしました。
これがちっこいサミーじゃなくて、大きいサミーが
「ディーン、分かったことがあるんだ」
とか毎日毎日キリッとした顔で報告して来たら、兄貴もしんどかろうなあ。
…あら、なんだか胸がしくしくしてきたわ。
でもサミーの忘れっぽさがゲームのやり過ぎだったら、兄貴が
「いー加減止めろこのオタク!!」
とか言ってセーブ前のゲームを強制終了して、大げんかに発展しそうです。
わかる。わかるよサミー。←あれ

というわけで頭が動かないので、本日もネタでもひねります。
うーん、やっぱり今日も普通の兄弟。普通の兄弟のくっついちゃった後。
……でもこれもこの間とそっくりになりそうだな。
そしたらふーふの逆バージョンにしよっかな。
兄貴が二人をふーふと思いこんでる版。←なんにせよ碌なことを思いつかない頭だ。
そしてこれも何だか前にやった気がするぞ。でもまあいいや。






「もうがまんできないよボビー」
サムは毎日のようにモーテルを飛び出してボビーに電話をかける。

例によって敵の呪のターゲットになったディーンが、実の弟と『夫婦』であると思いこんでから一週間。初日の夜にあっけらかんと
「やるか?」
と聞いてきたディーンに、サムは呪いへの配慮もへったくれもなく
「やらないよ!!」
と大音量で返したのだが、幸いに呪いのショック症状は出なかった。さらにそれ以来そちら方面の話は一切でなくなったのだが、
「結婚?してるけどどうも倦怠期でさー」
とおおっぴらに誤解をまき散らしながらバーでナンパをするようになっていると。

『それはつまり、元々の奴の行動に落ち着いたってことじゃないのか』
ワアワアとサムがまくし立てるのを眉間に皺を寄せながら聞いていたボビーが口を挟むと、数秒の沈黙の後、
「だって僕と結婚してると思いつつ、ガールハントに行くんだよ?おかしくない?」
『何がだ』
「それって、ちょっと欲求不満になったら速攻浮気に走るってことだろ」
『………おいサム。俺は法律のことは良く知らんが、理由なく夫婦生活を拒んでる側が浮気を訴えても説得力はないと思うぞ」
「だってたったの一週間だろ」
『この先一年あったとして、解消されるあてはあるのか』
「………」
『そもそもディーンは呪いにかかってるんだ。お前が症状に振り回されてどうする』
「そうなんだけど」
呪いの対処よりも夫婦の倫理観につい頭が向いてしまうサミー。
ボビーは怒るけど、ディーンは怒らない。怒らないけどナンパは止めない。

「結婚してるのにいいの?」
「まあ、よくあることだろ」
夫婦仲が冷え切っていて寂しい男、というのは世に珍しくもないので、ある日のバーでもナンパはすんなりと進行する。が、
「ディーン、いい加減帰りなよ」
むっつりした顔のサムが迎えに来たりして、
「だあれ?」
と訊く彼女に、
「うちの奴」
とかあっさり指差しちゃったりする。あらあ、と目を見開いた女性が「ハンサムね」なんて言うと、にやにやーっとして、
「だろ?でも俺の」
とか言っちゃう兄貴。もう、止めろよ!と店中の注目を集めながらプンスカとディーンの上着を引っ張って店から出たりする。
「おいおい、怒んなよサミー。お前は何年も清く正しくパソコンだかお勉強で発散できるかもしれないけどさ、俺は無理だぜ」
「結婚してるのに?」
「だってお前は嫌なんだろ。しょーがねえよ。健康な男だぜ?」
余りにも兄貴がいつもの兄貴然としてるので(へらへら具合も)、思わずきーーーーっとなるサミー。それでつい、
「じゃあ、婚姻関係を終了しようよ。それで」
狩りは一緒に続けよう、と言いかけたところで真っ白になっている兄貴の顔色を見てさすがにまずいと気づく。で、慌てて
「それで改めて義兄弟になろうよ。そうしたらディーンが誰と遊んでも僕が口出しすることじゃない」
とか付け加えてみるけど、時すでに遅し。
「………つまり、お前は俺を家族としては本気でいらなくて、俺が何をしようと、紙ぺら上の取り決めがなければどうでもいいわけだ」
とか言って倒れちゃう。さすがにさすがに本気でうわーーーーーーーーーーーーーっとなるサム。

で、まあ何とか呪いは解けるでしょう。
解けるでしょうが、サムはボビーおじさんにはものすごい折檻付きで怒られるでしょう。
そして兄貴には、
「…お前なあ、……本気で死ぬぞ?あの対応」
とか真剣に言われて、さすがにしょぼんと反省するでしょう。で、ディーンは勘弁してやるけど、ボビーから見るとこれは弟が繰り返してきた何十回もの『しょぼん』と類似性が限りなく高いので、おじさんは厳しい表情のまんま。
そしてその後も弟は、
「またナンパ?だらしない」
と兄弟なのに兄貴にキーキー言って暮らす。兄貴が、
「兄弟なら干渉しないんじゃなかったのかよ」
とうんざりして突っ込むと、
「倫理感の問題だよ!」
ときーっとなる。そのあまりの弟様ぶりに、数年後には悪魔たちが何かというと、
「聞いてるわよ、サム・ウィンチェスターの倫理感については。理屈じゃなく、許せないのよねえ?」
だの、
「またお得意の倫理観か」
だの言いだすに違いない。さらにしばらくすると、天使たちも
「お前の倫理観など聞いてない」
とか言ってサミの言い分を切り捨てるようになる。そのころにはとっくにバンパイアみたいな一般のモンスターにも浸透していて、
「おいおい勘弁してくれよ、それが例の倫理観って奴?」
とか言って逃げるようになる。なんだなんだみんなして、とサミーはぷんぷんするけど、兄貴の方は、
「おい、勘違いするな。倫理感にうるさいのはサムだ。俺じゃねえ」
なんて言っちゃって話を進めるんだろうな。



…あら、全然ほんわかしないどころか、りんりりんりとうるさいネタに。
そしてサミが可愛そうなことに。ごめんよサミー。
そして文で書こうとして固まったけどネタメモなら書けた。よし、また頑張る。

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