うわー、なんか最近バタバタしておりまして、やばい、今日ももうあと30分しかないー。
アラブ―は今日もガラケーで打っておりますが、間に合わん。
えーとえーと何かネタ。助けて140字のおだいったーさまー
MOL兄弟で『図書室の猫』
………なんですかそりゃあ?
サムは兄の姿を探していた。MOL本部の図書室はそこここに人がいる割にしんとして、存在をあまり感じさせない。他のフロアにいるときにはそうでもないのに、この部屋の中では誰もが気配を殺しているように見える。世界中から集められぎっしりと書架に並ぶ禁書、魔道書の類がそうさせるのかもしれない。
この間読みふけっていた歴史書の棚の前は空振りだった。
昨日持っていた古い魔術の本が置かれていた辺りにもいない。類似の本を次々に読むのは兄に多いパターンなのだが。
ふと思いついてソファの置かれた一角に足を向ける。大きくとられた窓の前に低いテーブルと赤い繻子の張られたソファがいくつか配置されている。窓側に向いた一つの背から、見慣れたダークブロンドが見えた気がして、サムはそっと背後からのぞき込んだ。
(やっぱりな)
調べ物に行くと言ったきり、帰ってこないと思ったら、兄は日当たりのいいソファで本を抱えたまま転寝をしていた。
(ふうん)
揺り起そうとした手を止めて隣のソファに座る。手を伸ばしてそうっと兄が膝に乗せた本を抜き取った。
(あ、これは読んだことがないな)
興味をひかれてパラパラとめくる。もちろん兄が開いていたページには栞をいれておいた。
ディーンはどういうわけか気持ちのいい場所を探すのが上手かった。
夏に転寝をしているのは大概自然な風が良く通る一角だし、寒くなってきたこんな季節は眩しすぎずに読書に向いた場所だ。
猫みたいだな、と兄が聞いたら怒りそうなことをふと思う。
父が呼んでいると揺り起したら、真面目なディーンは慌てるだろう。平和そうに目を閉じている兄の肩をゆする前に少しだけ、この猫の見つけたスペースで目を閉じてみた。
兄弟そろって起こされて慌てるのは、約一時間後のことになる。
終わる。
ああぶなかったうわあ!あと2分だ今日は本当に危なかった…
なんか滅茶苦茶だがノックとはそういうものだーぜいぜい←足がもつれている
[26回]
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