わああ!ロボ上げて安心してたらダメじゃん!
今日はいいふーふの日じゃん!!!!!
えーとえーと、
ロボで良いふーふの日のネタ。
前に書いたロボサムが夫婦と思い込む呪いにかかってる設定しか思いつかない。
いいふーふの日のロボ。
「今日って、いい夫婦の日なんだってさ」
「へー」
と、スルーしたい兄貴。
「何してくれんの?」
「したいならお前がしろよ」
なんだか不穏な感じを察知して視線を合わさず逃げにかかる兄貴。
でも、ロボが入り口の前に回り込んで出ていけないように邪魔をする。
「なんか、するもんなんでしょ」
「…語呂合わせにかこつけて商売したい店側がしかけてるだけだろ」
「しねーよ」
もう一回いうと、ロボの目が虚ろになってばたんと昏倒する。
「わーーーーー!」
と焦る兄貴。
(あ、ここで日付が変わってしまった無念)(しかしせっかくなので続ける)倒れたロボを覗き込むと(サミーなら頭を抱きかかえるとこだけど、ロボには極力触りたくない兄貴)、ロボがうっすら目を開ける。
「………なんか、したいんじゃないの」
「いや、だからしたくねえって」
もう一度言うと、ロボの身体がのけぞってけいれんを始める。
わああああああさすがにやばい!と思った兄貴は正直になるのをやめてなだめすかしモードに入る。
「わかった!したいって!何してほしーんだお前!!」
「そ…っちが、する、もん、なんじゃ、ないの」
けいれんしている癖に言うことは安定の反感製造機。
しかしながらこの身体はサムの魂が帰ってくる大切な器なので(ちょっと兄貴も発想が天使に毒されてきた)ぐっとこらえて提案してやる。
「パイでも食うか」
「いらない」
「チーズバーガー食うか」
「いらない」
「ブリトー食うか」
「いらない」
「ベーグル食うか」
「気持ち悪くて食欲ない」
「早く言え!」
そんなわけで何もできないから頭を高くするためにひざまくらでもしてやる兄貴。
「随分と、安上がりだね」
言いながらけいれんは止まるロボ。
「うるせえ。ポンコツは黙って寝てろ」
という兄貴。日付が変わったら放り出す気満々。
でもうっかり転寝したところを、のぞき見した悪魔とかに写メとられて、後日クラウリーから嫌がらせメールが来たりするんだろうな。
20分もすぎてしまった。もういい兄さんの日じゃないか…ガクリとしながらわけわからず終わる。
[22回]
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