変なタイトルは私の現在の二大懸念です。

本日もむーぱらのサイト様を覗いてきましたが、当落はまだのようですね。
どーかなー…今回はグッズのみの参加もｏｋということで、さらに申し込みが増えるんじゃないかという噂を聞いております。
当落を待ってから原稿モードに頭を持っていくのが時間的に難しいので、ぼちぼち書きだそうとしております。このウォーミングアップにやたらと時間がかかるんですよね私。
しかあし！
そんな甘えたことを言っていてはいかん。
…というわけでネタでもひねろう。
困った時１４０字のお題ったーーさま！
「あなたはロボと兄で『色気のない誘い文句』を書きなさい」
…………お題ったー先生。貴方は本当に天才だ。でもそれは突貫ネタじゃなくて今度のムパラの本気ネタに近い。
もっかい引こう。
「あなたはＭＯＬ兄弟で『それは寒い夜だった』を書きなさい」
………
………
お題ったー先生、それは誰か上手な方が書いたのを見たいです！！

しかし、脳内でどこかで見た軍曹が、「貴様、のらくら逃げるつもりか！」と銃剣を振り上げるのでとにかくなんかメモだけでもしよう。
例の、ヘンリーじいちゃんが生きててＭＯＬとして育った平行世界の兄弟設定です～
あ、でもじゃれの額は定規で計ると実はそんなに後退してないみたいなんですよね！←誰も聞いていない。
そして最近ネット上でじゃれが嫌なこと言われたりするのを励まそうという企画があったと伺い、タイトルをちょっと修正しました。不快になられた方がいらしたらすみません。
心配なだけなのジャレッド！ 髪型なのよおおおお。プリーズ前髪下ろし。

それは寒い夜だった。
「サム、車を回せ。帰るぞ」
手渡されたコートを羽織りながらかけられた兄の声に、サムはパチリと瞬きをする。
父からの指示で参加したパーティだ。懸念通り幽霊船に関係して居そうな品が主催者の家に保管されていた。
「あ、うん」
考えに思考を取られながら返事をするサムの様子に、ディーンは少し目をすがめる。
「飲みすぎたなら替わるぞ。キーを貸せ」
手を差し出されて慌てて首を振る。
「そうじゃないよ、ちょっと考えてて」
「何をだ」
「…同じ周期で人死にが出るとすると、今年はその年だろ。放っておいていいのか」
「おかないさ。持ち主には上の方が働きかけるだろう。船はエスピリト・サント号で間違いない。『栄光の手』を始末しないと」
「それで間に合うかな」
「他に手があるか？」
「…盗み出して焼くとか」
「ハンター的だな。確かに早いが、あとが大変だ」
肩をすくめて車の方に歩く兄は、コートもスーツもぴったりと身体に合っている。誂えた品なのだから当然だ。

あの記憶の中の兄は、着慣れない借り物のスーツを着込んでパーティでただ酒が飲めるとニヤニヤしていた。自分は金持ちの老婦人の機嫌取りをして、閉口していた。
妙な気分だ。年配の女性はパーティーでも他のコミュニティでも多いし、なんの活動をするにも重要なファクターだ。ダンスの相手やエスコートなど、ごく当たり前のこととしてなじんでいる。

奇妙な記憶。
祖父が消し、やって来ることはないもう一つの人生だ。

「ええ、わかりました」
ふと気づくと兄が何やら通話を終えたところだった。
「え、なに」
サムが尋ねるとディーンが肩をすくめる。
「とりあえず先に報告を入れた。そんなに急いだ方が良いなら、会場にいるベラ・タルボットという商人にアクセスしてみろと…」
「そいつはだめだ。絶対駄目。帰って正攻法で行こう」
言いかけた兄の言葉を遮り、サムはまとわりつく記憶を振りきって、車のドアを開けた。
何のために纏わり付くのか分からない奇妙な記憶も、たまには役に立つと思いながら。



終わらないのでここで切る

……ネタでもない大変中途半端な物体が…しかも当然のように１４０文字じゃないし…
日記で始めたのに萌えネタにカテゴリ変えて、あとでわかんなくなるから唐突にタイトルにＭＯＬを追加した。…兄弟酒場なみにカオスだなあ…
車を回せと言いつつスタスタ車に歩く兄は変なのかな？←じゃあ直せや

[16回]