今日は珍しく140文字お題以外の話題です。
ネットをウロウロしている時、すばらしく萌えるデスクトップとスクリーンセーバーの画像を使ったネタに出会いました。
このすんげー発想は某X麺ジャンルの方がルーツであることを明記させていただきます。
「やる気を出す、いい方法を見つけたんだよ」
最近めっきりコールセンターの仕事に熱意が見られないと評判のサム・ウェッソンが、ある日ウキウキと帰りかけの部長を捕まえて自分のブースまで引っ張っていった。
「まずね、あんたの笑った顔をデスクトップの背景に設定する」
スクリーンにどでかく映るのは、いつ撮られたんだか覚えのない自分の笑顔だ。
「……」
「次に、あんたの不機嫌な顔をスクリーンセーバーに設定する」
「……」
「で、もう分かるだろ?仕事をしないと、入力する用件がない!とすると、あんたは不機嫌。で、ちゃんと構ってあげるとこんなにいい顔で喜ぶ!」
どう?と得意げな顔で振り向いたバイトの頭を、思いっきり鞄で叩いた後、部長は無言でさっさと帰宅した。どうせデスクトップの設定はPWがないと変えられないに決まっているからだ。
部長の笑顔画像は確かにウェッソンのやる気を復活させたが、周囲にも受けた。そしてコールセンターでは半ば確信犯な一派が「部長のために頑張ろう」運動を起こし、ある日ウェッソンが出社すると、コールセンター中のオフコンが、スミス部長のスクリーンセーバーになっていた。
その日のコールセンターが阿鼻叫喚の事態になったのは言うまでもない。
終わり
あれー、なんか自分が書くとおもろくないなあ
[12回]
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