はい。台風だの仕事だの湿気だので再び脳細胞が死滅しておりました。
いかーん。あっという間に停滞するじゃないの。
風の噂で、すぱなちS10の話題がちらほら出始めているようですね。
…告白しますが、買ってるのにまだ全部見てないんだS9。いや、粗筋は聞いたんですけどね!
S10は放送後少し経つと日本で有料配信で字幕付き動画が見られるとしたら、それを見ようかなーと思いますです。ヒヤリングの練習と思って毎度聞くときは真剣ですが、罵声が結構な頻度ですよね。スパナチを英語で聞いて覚えた単語は、イッツオーケー、とかアーユーオーケイ?とか、ワッツアップ、とかホワッツダヘル!とか そんなんばっか吸収する脳みそです。
いや、そんな暑さにうだりながら黄昏ていてはいけない。
というわけでまたもお題に頼ります。
「貴方はスミス&ウェッソンで『あなたと一緒にいたいんだもん』を140文字で書きなされ」
うう、そうきたか。湿気で蒸しあがった頭に、さらに沸いたことを考えろと。
「しょうがないなあ」
サム・ウェッソンが肩をすくめて笑い、ディーンはいささかならず居心地の悪い思いをした。
自分の方が上司だからという思いは、ウェッソンとの関係がプライベートな領域に移行した時点で封印した(本人的にはだ)のだが、肩書を取り外してみても少なくとも自分の方が4歳は年上なのだ。
だというのになんというのか、ウェッソンと過ごしていると自分が何かしらの文句を言ったりごねたりして、ウェッソンが苦笑しつつ譲ることが多い。
「なんでお前がいつも折れるんだ」
聞きようによっては無体な言いがかりだが、とある休日の過ごし方で揉めた後、いつものように笑って折れたウェッソンにディーンはかみついた。
ビジネスなら別にいい。自分の要求が100%通るのがベストだ。だがプライベートでは勝てばいいとも限らない。何となくだがウェッソンは、貯め込んで爆発しそうなタイプにも見えるのだ。だが、そんなディーンの苦情にもウェッソンは笑う。
「だって、あんたと一緒にいたいんだもん。それに一緒にいる時間も短いから喧嘩したくもないし」
そう言われて詰まる。駆け引きだの、腹の探り合いだのには慣れているが、こんな風にストレートに言われると戸惑う。自分は多分言えない。お前と居たいから譲るなんてことは。
「それに結構どーでもいいことだしさ」
そこにディーンの感慨を見事にぶち壊すような声が耳に入ってくる。
二人はそれからまたしばし揉めたのだが、怒るディーンをウェッソンが宥めて、最後がキスで終わるというパターンは、結局のところいつもと同じなのだった。
…アルコールで麻痺した頭にもやまなし落ちなしいちゃのみありなのは良く分かる…
そして653文字
いつもならここで140文字を放棄して終わりますが、アルコールインなので粘ってみよう。
「しょうがないなあ」
サムが肩をすくめて笑った。二人でいるときは何故かいつもサムが譲る。ディーンの方が4歳年上なのにだ。
「だってあんたのこだわりって結構どうでもいいことだし」
だけど年下の恋人がけろりとそう言うので、反省していたディーンはまたムッとして固い腹をぼすんと殴るのだった。
ふふふふふふふふふふふっふふ。
やったぜ。I did it !
139文字ですよお嬢さん。
でも、これだけ読んでもスミス&ウェッソンってわかんないね。それが問題だ。
[17回]
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