先生、すみません。僕反省しました。
OLPだと、どーしても秘書がイチャイチャするのを嫌がりそうな気がしてホップステップジャンプしちゃったんですが、neotenyの咬さんが、真正面からいっちゃいっちゃした幼馴染SDの結婚生活を書かれていたのが(後半波乱が始まりますが)どえりゃー幸せでした。
そーだよね!
もう野郎同士で結婚なんて引き返せないことやっちまったんだから、今さら照れるなんて男らしくなくてよ自分!!(語感で用語を選びましたので、ここでフジョシだろ、という突っ込みのお気づかいはなく)
というわけでやろうじゃないか、でかい野郎二人の新婚風景。
今度こそ140文字でいくじょー
勢いとはいえ承諾したからには、衆人監視の舞台で不本意そうな顔をするのはみっともないだけだ。
せいぜい晴れやかな、得意そうな顔をしてみせるしかない。
「できたか」
ノックもしないで今日の主役がぬっと部屋に入ってくる。高い背に広い肩幅。性格はあんなに悪いのに、黒いスーツが文句なく良く似合っている。
「おう」
短く答えてちらりと鏡を見る。
髪を撫でつけ、髭も念入りにあたっている。分かっちゃいるが文句なくいい男だ。
目を戻すと、馬鹿ロボ化した後には珍しく口の端が笑った。
ふいと身体が近づいて、軽いキスをされる。何も言わなかったが、その体温だけが頭に残った。
「行くぞ」
促されて控室のドアを通り抜ける。
やってやる。
気合を入れてニコニコと愛想を振りまいた披露宴だが、
「どうだった」
と尋ねられた秘書課の不愛想な同僚の感想は、
「気合の入ったプレゼンだった」
というものだった。
…いかん、まだ照れがあるな。
でも、披露宴ではにかんだり頬を赤らめたりはしないと思うのよ秘書は!だってこれ会社関係の披露宴だもん。←書いてない
出席者は会社の役員のじーさんたちとか、取引先のおじさん達とか、今までいい雰囲気になったこともある社内外のおねーさまや奥様、会場の設営で走り回っているのは昨日も明日も一緒に働く同僚たちですよ。
浮かれられるわけがねえ。
ちなみに家族で小さくやったパーティでは、メアリママの前では「まあ、こんなことになったよ」と強がり、
ジョンから「おめでとう。お前が息子になって嬉しいよ」とかハグでもされた日には、「あ、ありがとう嬉しいよ」とか言うのが精いっぱいで、もう顔が紅潮しちゃって、目が潤んじゃって、どきどきしちゃって大変だったことでしょう。
「あなたってなんでそんなにジョンが好きなのかしらねえ」
とかドレスアップしたメアリママに呆れられるに違いない。むーっと横に立つロボサムには、メアリが
「あなたも今日から私の息子ね」
とか言うと、
「前からそうだよ」
とかそつなくサムが答えるんだろうなー。
…と、ここで大切なことを思い出した。
(数えております)……495文字…
…最初の4行くらいでやめればいいのよね…