教会のバザーを家族ぐるみで手伝うことになったW一家。
でも、用具置き場でまさにバザー当日100年に一度の封印チャンスが来る悪霊を見つけてしまう。
ネタ元はエルキンス(隣町在住。ジョンの釣り友でもある。ソフトボールする体力はない)
エ「謝礼が出るぞ」
サム「ぜひやろう」
ジム「私はやらん。バザーで手一杯だ」
ジムが狩りをすることは町内の人は知っているが、本業をおろそかにするとご近所の奥さん方は厳しいのである。
ディ「俺もパス。リサとキャシーが遊びにくるし」
鉢合わせするのにいいんだ?その場にいた全員が思ったが、現場で固まるのはディーンの自業自得なので放っておく。
ジョン「サムとエルキンスだけで大丈夫か?」
サム「じゃあ手伝ってよ父さん。上手くすればこの間言ってた新しいユニフォーム作れるよ」
ディ「上手くすれば?」
サム「弾とか使いすぎて経費が嵩まなければ」
当日ジョンはジムのサポートをする約束をしていたが、ユニフォームに惹かれて兼業することを即決意。(月々の小遣いだけでは厳しいのだ)
バザー当日。マムは飲み物を配る係、サムは売り子を割りふられていた。
ディーンはなぜか小さな子供達の相手役になり、上手の取り方とか、急所の蹴り方を教えている。ジョンは牧師の補佐兼なんでも屋。
エルキンスはバザーには一切興味がないのでずっと用具室で魔法陣と封印の支度をしていた。
朝から風船を膨らませ、レモネードを作り、高齢のレディー達を椅子に案内し続けてちょっとヨロヨロしたジョンが、続いて用具室に向かう。
売り子の交代人員が風邪で休み、いざ決戦の時刻にジョンのサポートに行けなくなったサム。
隣の学生に1時間だけ代わってくれと売り子を押し付ける。
(いかにサムが彼を見込んで信じたか、不正があった場合必ずばれるということを必死の形相で言い聞かせる顔はかなり怖かった模様)
あれ?サミーは?と聞くディーンに、戸惑う学生がいきさつを話すと、
「あー、きっと「絶交よ」って言われてた彼女から連絡があったんだろ」
とかてきとーなことを吹き込む。
無事封印を終えたサムが戻って来ると少し服や髪が乱れていて、埃っぽくなってる割に満足そうで(謝礼が結構高かった)、
さては彼女とうまくいったな、と学生にニヤニヤされる。
バザー後、さっさと帰ろうとしたエルキンスは鬼の様な形相のジムにつかまる(用具室が大変なことになっていた)が、W家の一同はジムに爽やかに「おやすみ」を言ってさっさと取り分を確保して引き上げるのだった。
ちゃんちゃん。
狩りの部分が心底どうでもよいのがよくわかるメモだなあ。
所帯じみた、本業を大事にする兼業ハンターが好きなの・・・