せっかく原稿が終わったので更新でもしたいなーと思ったのですが、ロボサム漬けの反動か単なるガス欠なのか、どうも頭がまとまりません。しくしくしく。まだ寝たりないのか私の体よ・・
h u l u にすぱなちのS5とS6が出ているのでわくわくと観ているのですが、いやー、S5すごいですね。ファイナルシーズンにふさわしい緊迫感。今見てもぞくぞくします。
そしてS6を観るとある意味感心する。よく1年であの終末をけろっと忘れるなメリケン国民・・・いや、これは言ってはいかんことだ。ゲホゴホ。顔をざっくり切る大怪我が1週間後に治っていても、世界中で終末が起こりかけて人が大勢死んでいても、全然記録もニュースも残ってなくても怪しんじゃいけない、すぱなちの世界。
拍手パチパチありがとうございます。早く復帰できるように頑張って休みます(年寄りの悲しさ)。とりあえずウォーミングアップに同居してるクレトムの平和なネタでも考えよう…
同居して町に暮らすのも大分長くなってきて、意外に大丈夫かなーという気持ちと、いや、そんな風に気を緩めて万が一があったら終わりだ、という気持ちが交錯する日々。
クレイは会社の女の子に告白されて、もちろん断り、「同居してる彼って、やっぱり恋人なの」とかずばりと聞かれて一瞬びびり、でも開き直って「そうだよ」とか言っちゃったりする。
帰ってトムにそれを話したらやたらと悲痛な顔をされて、「別にいいのに」とか言われ、「よくないって!」と叫んじゃうクレイ。
一瞬後にハッとして、
「もしかしてトムは僕とは別に女の子と付き合いたいとか思ってる?」
と恐々聞く。トムはきょとんとして、
「移動してるならともかく、今は俺は危ないだろ」
クレイとしては複雑。危なくなければ付き合いたいのか。思わず顔に書いてあったらしく、トムが笑う。
「危なくなくても、俺は当分女はいいよ。下手に付き合うと大変だ」
「どうして?」
「全然違うところで会った女同士がもめたり、一晩泊めてもらうだけのつもりが閉じ込められそうになったりするし」
「・・・へえ」
さすがと言うか、漬け込まれやすいというか。
「だから俺はいいけど、お前は我慢することないのに」
いや、その発想がわからない。
「でももう、会社の連中に恋人と同居してるって言っちゃったよ」
そして同居人がトムだというのは既に会社の同僚は知っているから、クレイの相手が誰かは単純に分かるはず。
「お前、俺に付き合ってそこまで人生捨てなくてもいいのに・・・」
「なにそれ。捨ててないよ」
「まあ、気が変わってデートでもしたくなったら、どんどん行けよ?」
「・・・トム、またなんか変なテレビ観ただろ」
最近ソープオペラの主演がクレイに似ているとか何とか言っていた。そいつが美人とデートでもしていたのだろう。
「じゃあ、デートしようよ」
「え?」
「僕とデートしてよ」
「・・・・変な趣味だなあ」
いや、普通だから。クレイの心の(一応口でも言った)叫びはやっぱり全然通じなかったが、デートはその後実現した。
早朝の公園。
「この時間ならジョギングする人とか、犬の散歩する人くらいしかいないし」
「ふうん」
二人は何をするわけでもなく、ブラブラと歩く。外を歩くことが珍しいトムも意外に楽しそうにしていて、味をしめたクレイはその後休日には映画とか個室のある店にトムを引っ張り出すようになった。
だがしかし。会社のパーティで夜景の綺麗なレストランの券をもらったりしたので、クレイはやはりトムを誘い、「デートか」
とちょっとその気になってきたトムが小奇麗な格好をした途端、本当にワラワラといろんな虫が寄ってきて、クレイは駆除にやっきになる。
そして結局、
「やっぱ止めた方がいいか」
というトムに強要もできず、やっぱり休日は二人揃って大量の玉ねぎを炒めたり、家の手入れをしたりするひっそり家庭生活に戻るのであったと。
ううん、山はどこに落ちはどこに。
平和だからしょうがないよなあ・・・
もうちっとリハビリします。
[15回]
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