GWに入りましたね~しかも天気もいいですね。
せっかくなので、この連休にHuluの気になりつつ観る気力と時間なくてスルーしてきたドラマの数々を、ぜひ網羅したいと思います。
ぷ○ずんぶ○いくとかー。
め○たり○ととかー
ばー○のーてぃ○の続きとかー
・・・さすがに全部は無理だな。なんのかんの言ってすぱなち観ちゃうしな
浮かれたついでに、次の原稿に入る前にSW妄想メモでも一つ
公園周辺でまたフラフラしてるワークシェア上司とおさぼりパートタイマーの部下。
「今月の新製品です。お一つどうぞ」
ワゴンの店の脇でどこぞの民族衣装のようなスタイルの若い店員が、カットしたパンを微笑んで差し出してくると、もらったスミスさんはやたらとニコニコして食べている。
「・・・なんでそんなに嬉しそうなのあんた」
怪訝そうなウェッソン。
いかにちょっとばかし減収とはいえ、もとが高給取りなのだ。冷蔵庫に常備してるミネラルウォーターも、ウェッソンなら絶対買わない有名ブランドだ。だからパンの欠片をありがたがるほど金に困ってるわけはない。
「デトックス中だから炭水化物を減らしてるんだ」
鼻歌まで歌いそうなほど上機嫌なスミスさん。
「デニッシュは美味いが、砂糖もバターも使うしな。あんなの1個食べたら台無しだ」
「へー」
ダイエットする気などさらさらないウェッソンは、今いち返事に熱意がない。
「だが、さっきくらいの量なら支障ない。1つ買って一口だけ食べて捨てるのもなんだしな」
「ふーん」
食べたいのに、買えるのに、大半捨てるという発想がこれまたウェッソンには理解できない。
焼き立てはいいなあ、我慢のしすぎでストレス作るのもよくないしなあ、なんて呟きながら歩いてる上司の反応は絶対に甘いもの好きだ。
「あ、じゃあいいこと思いついた」
「なんだ」
「今のデニッシュあんたが買って、ちょっとだけ食べたら、あと僕にくれればいいんだよ」
「あん?」
眉をしかめるスミスさんにウェッソンは得意げに言う。
「あんたはカロリー取りすぎずに済むし、パンも捨てずに済むよ」
「・・・俺が買って、お前が大半食べるのか?」
「だってあんた一口であと用無いんだろ」
いつの間にか足が止まっての言い合いになっている。
「用が無くても、お前がそれを想定して食う気満々じゃないか」
「うわー、あんたかなり細かくてせこいよそれ!」
「納得いかんもんはいかん」
「あーもうわかったよ!」
ウェッソンは踵を返すとさっきのパンのワゴンまで足早に戻り、デニッシュを一つ買って帰ってきた。
「ほら!」
目を丸くしているスミスさんの前に、袋から出した状態のを突き出す。
「ちょっと取りなよ。あんたが食べて大丈夫なくらい」
「いいのか」
「どうぞ」
というわけでスミスさんはまたちょっとだけパンをちぎって食べてご機嫌だったわけだが、自分がどう見えるかとかは一切気づいてないに違いないと。
とかとか。
天気がよくて芝生が綺麗だったので、公園妄想。
休日でもオタク心は休まない・・・
[21回]
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