その1 マジックハンドにうっとりネタ
(ネタのいきさつ)
先日アロマオイルマッサージを体験したら、めっぽう気持ちよかったのですが、ウットリしながら半分意識を飛ばしつつ脳裏に浮かぶのは、
「これは絶対育ちのいい兄貴も好きに違いない・・・・」
という思いでした。オタクの魂百まで。水島はラッパを最後まで離さないよ!←色々混ざって意味不明
なので、育ちのいい兄が、マッサージを受けているシーンが浮かんだわけです。
場所はウィンチェスター家の一室。(家が広いのだ)
マッサージしてるのはプロレスラーみたいな屈強な男性。
最初は兄ちゃん何も考えず、店から派遣された綺麗な女性マッサージ師の施術を受けてたんだけど、オイルマッサージで、腰にタオルだけかけた状態なんだもんで、周囲から
「間違いがあったらいかん」とか、「密室で誤解を招く真似はちょっと」とか言われて、
「なら替える」
と、あっさり最近は男性を指名してる(育ちがいいからそんなに女の人にも鼻を伸ばさないのだ)。揉み解されながらうつらうつらしてると。
そこにサムが入ってきて、振り返るマッサージ師に「しーっ」と身振りをする。
しばらくして、なんだか手の感触が変わったのに気づいたディーンが
「あれ?」
と目を開けると、なぜかジャケットを脱いで腕まくりしたサムがいたりして、
「何やってるんだお前・・・」
「あ、もうばれちゃった。結構練習したのに」
残念そうにする。ディーンが眠そうな目をしたまま、
「独立してマッサージ師にでもなるのか?」
とか訊くと、
「まさか」
と笑う。そのまま肩から肩甲骨、背骨に沿ってマッサージを続けるから、さすがおっとりした兄も、
「おいよせ」
とか言って、身体を起こす。そんで、「お前の冗談は分かりにくい」とか「誰かと賭けでもしたのか?」とか眉をひそめて問いただすんだけど、弟は「違うよ、ちょっと興味があって練習したから実際に通用するか試したかっただけ」とか肩をすくめる。
しかしまあ、なんで興味を持ったかと言うともちろん普段堅い兄貴がマッサージの時はとろんとした顔をしているからだろうな。 そして兄貴はもちろん全然気づかない。
そのうちサムはマッサージ師に協力させて、
「交代します」
とか何とか言わせてから入れ替わったりして、兄に絡み続けるに違いない。
そしてそうなってももちろん兄は、
「変な奴だな」
とか呆れて、でも相変わらず弟の動機には気づかず毎回とろとろするんだろうなあ。
25セント玉の機械でも、家に来てくれるプロでも、兄貴は気持ちいいマッサージが大好き。
その2 「避暑地妄想」
いただいたコメントから頭を離れない避暑地妄想。
こんだけいい家だと、きっと避暑地に行くだろう。それこそ古い映画のように。
セーラー服着ろとか年齢的に無理なことは言わないけど、兄貴だけはぜひ白の開襟シャツを着ていただきたい。サムは何でもいいよ← でも、普段は髪を撫で付けてるけど避暑地では下ろしてるとかいいな。
メアリママはきっと髪を結って日傘とかさしちゃう。
孫3人の誰かが交代でヘンリー爺ちゃんのお供につくのもいいし、別に長年のお付がいるのもいいなあ。
パパは現家長だから別格。セキュリティばっちり。
別荘にはプールもヨットももちろんある。サムはプールもよく泳いで身体も鍛え、仕事もMOLの研究もバリバリする精力的な感じ。ディーンはサムの泳いでるプールサイドには出たり、海やプールの見えるベランダで風に当たったりはするけど、泳ぎはしない。
「よく毎日飽きないな」
と呆れと感心半分で言ったりする。
「兄貴も泳げばいいのに」
プールから上がったサムがタオルかぶりながら言ったりするけど、
「俺はいい」
と首を振る。そんで持ってきた仕事の書類を見てたりするんだね。いい家なのできっと経営側だから、電話やメールで指示を出せばいいんじゃないかな。
避暑地には他の家族もいるだろうから、社交をしたりもするけど、やっぱり普段できない古書を調べたり研究したりするのがメイン。特に兄貴はそれが顕著。長男らしく責任感強く、でも物静か。
爺ちゃんは純粋に避暑の要素が強い。もう引退したしね。
パパは社交と家長としての方針とかをゆっくり考えたりすると。
子供の頃から避暑地はずーーーーーーっと同じ。だから夏の家のようなもん。地元の店なんかにも馴染みの店主とかいる。
別荘に食料を運んでくる業者なんかもいる。お約束でそこに娘もいる。が、みんな紳士的だけど恋は生まれない。アダムは既婚者だし、上の兄弟2人は仕事と研究ばっかだから。
あとなんかないですか、こう、上流っぽい避暑地の過ごし方・・・(人に聞くな)
その3 エレンとジョー
MOLは知的戦略集団で、実践派のハンターの一部には魔物についての知識を伝えることがある。
で、ヘンリー爺ちゃんが過去に戻ってジョンパパはハンターにはならなかったけど、エレンとジョーのパパはやっぱりハンターになって、他界していると。
そんでまあ、何かのいきさつでハンター母娘とウィンチェスターが会うと。
そうするとサムは昔の記憶があるし、ジョーがディーンをとても好きだったことも覚えているので、二人の顔を見た瞬間ちょっと(かなり)気持ちが動く。
ディーンはハンターの血も引いている、という意識があってエレンたちを見下すこともなく対応するんだけど、今の出会い方だとジョーはディーンを、
「MOLの家の長男」
としか見ない。サムが、
「兄はもてるよ」
なんて言っても
「そうでしょうね」
とそっけない。サムは、分かっちゃいたけど、ジョーがディーンを好きだったのは顔かたちじゃないんだよな、と思い返してなんともいえない気分になる。
そうして自分だけが抱える記憶の中では、まるで家族のように一緒にいたこともある2人が、実に淡々と去っていくのを見送るのであった。
ディーンの方は、サムが母娘に普段見せないくらい入れ込んで見えるのでちょっと驚く。
とかとか!
あーーーーだめですよやっぱり!
重厚な○家の人々とかBテンブローグ家の人々とかの世界と遠いよう。
見かねたお方様、誰か書きませんかこのネタ・・・しくしく。
いつかキリ番を当てる日まで、ネタを書きとめておこう、しくしくしく。
Hな様。記憶持ってるのが兄貴のバージョンとか、一つご一緒にいかがですか・・・しくしく。
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