残暑お見舞い申し上げます。
イヤーーー暑いですね! もう今日は職場で同僚と、
「もう、今日は我々、出勤しただけで十分仕事したんじゃないだろうか・・」
とか呟きあってしまうほどに暑うございました。
さて、クレトムもそろそろ入稿しちゃえーという感じなのですが、あれですよ、未だにデータ入稿の何たるかが分かるような分からんようなおっかなびっくりの初々しい心になってまして(使い方がまちがっとる)、するする言いながらいつまでも足踏みしている現状です。そして、見直しするとどんどん直したくなり、嫌になっていくんだ・・・(どつぼだなあ)
というわけで、気楽なクレトムでも一発書こうではないか自分。
再びリハビリに励もうではないか自分。
今日のテーマは事後のいちゃいちゃ。
これだ。今、私に欠けているものはこれだ!(どうした自分)
えいえいおーーーーー
抱き合った後。
肩に軽いキスを落としてクレイが身体を起こし、トムはうつ伏せのままで大きく息をついた。
熱く固い身体が退いた空間に、ひんやりとした冷たい空気が入り込んでくる。
ああ。エアコンがあってよかった。
(もうこのまま寝るか)
起きて、シャワーを浴び、身体を拭き、服を着て、寝る。
考えただけで果てしない道のりだ。
(寝よう)
そう思って改めて枕に顔を埋める。
終わったとたんに背を向けて寝るというのは、ベッドマナーとしては嫌われるが、
この場合はもとから背を向けているわけだし、なんと言うのかポジションの違いから即寝もありなのではないだろうか。
というか、ありと言うことにして欲しい。もう口を利くのもだるい。
なのですまん。
俺は寝る。おやすみ。
脳内でクレイに諸々呟きつつ、トムはそのまま本気で眠りに落ちかけた。
と、そこに。
ぺろり
と、首のあたりに濡れた感触が触れる。
(舐めたのか)
それは、最中の熱をあおるようなものとは違い本当に舌が触れた感覚そのままで、クレイが触れているんだな、と単純に認識だけして意識はそのまま沈んでいく。
だが、何が気に入ったのか、同じ動きがなんども繰り返される。
ぞり、と髪の生え際が逆撫でられる独特の感触。
(ううん)
何が楽しんだろう。
少し浅くなってきた眠りの中でトムはぼんやりと思考する。
甘くもない、辛くもないモノをそんなに舐めてどうする。
(犬みたいだ)
飼ったことはないが、テレビなんかでみる大きな犬。「あはは、よせよ」なんていう飼い主をそれこそべろべろ舐めている。
うん、犬ならわかる。犬。
・・・・・・
薄っすらと汗ばんだ首筋に、何となく舌で触れた。
トムの体臭と汗の塩気。
短く刈り込んだ襟足を舐め上げる感触がなんだか気に入って何度か繰り返す。
トムは反応を返さないが、別に構わない。
眠そうな彼を起こさないよう、肘をついて体重をかけないよう身をかがめる。
舌にチクチクと触れる髪、張り詰めた皮膚、その下で呼吸する筋肉。
セクシャルな気分と言うよりは、手のない動物だったらこうして愛しい相手に触れるだろうというような感覚。
だが、繰り返すうちに触れる場所を変えたくなった。
ぴくり
とたんに汗の引きかけた背中が動き、ゆっくりと振り向いたヘイゼルが、眠そうにクレイを睨む。
「・・・・・・犬が人間になった」
トムの言動は謎が多いが、今日のはわかる、とクレイは笑った。
落ちも何も考えず終わる!
いやー、何と言いますか。見事に何も考えてませんね。
あえて考えたのは、これは名前変えてそのまんま他のカプに使えるかどうかなんですが、・・・・どうかなあ。
リハビリと言うことでご勘弁ください!
よし、次行くぞ~
[15回]
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