昨日がほのぼのし損ねたゾンビだったので、とりあえず頭を切り替えてびんぼー(というより社長じゃない)S6サムねたを考える。
設定・・・他人。幼なじみ
D・・・整備工
S(S6)・・・無職(ひどい)
それくらいでいってみよー
だんだん最近ネタのイロモノ度が増しているなあ・・・もう少しすると女体化や出産ネタとかやりだすんだろうか私・・・(無駄に長いフジョシ歴から自分の行く末を想像する)
善良な法学生だったサムさんは、穴に落ちて頭を打つ事故に遭い、その後性格が変わってしまいました。
前は
『ちょっととっつきづらいけど、とても真面目で優しくていい奴』
だったのに、今は
『大変とっつきづらく、知り合うと無神経さがさらによくわかる嫌な奴』
になってしまい、本人は気にしていませんが幼なじみのディーンが大変気に病んでいます。
「ジョンが知ったらどんなに哀しむか・・・」
「父さんは『ああそうか』しか言わなかったよ」
「言わなくても哀しんでるだろうよ」
「それはディーンの推測だろ」
サムはそのずけずけした言動で、アルバイトに行っていた法律事務所をさっさと首になってしまいました。
ディーンはとても心配しましたが、
「じゃあ、しばらくディーンのところに泊めてくれる?」
と言われて
「おお、いいぞ」
と言ったのが運のつき。サムはディーンのアパートの一室にどっかりと落ち着き、しかも家に来た早々に告白→求愛→深い仲 という人生の分かれ道をさっさと越えてしまいました。
「なんてこった・・・。お前、正気に返ってショック受けるぞ」
「心配ない。むしろ昔から思ってたけどふんぎれ無かっただけだし」
「いや、普通ちょっと年上の野郎によろめいてもふんぎらないもんなんだよ・・」
「なんで」
「常識だろ!」
「無駄な常識だよね。ディーンも僕が好きなのにさ」
ディーン絶句。
サムは、
「僕がふんぎれて良かったな」
とか偉そうに言うと、偉そうにキスをして、偉そうに朝食を食べます。
ディーンはしかめ面で、
「部屋代はともかく、飯代くらいは稼げよ」
と言います。本当は部屋代も食費もいいから、ちゃんと休んで早くもとのサムに戻るといいなあと思ってるのですが、残念なことに性格の変化は原因不明で直りそうもありませんでした。
ディーンの言葉にサムは
「分かってる」
と、答えます。
しばらく後。
サムはイロイロ悪辣なこと(でも違法じゃない)をやって、結構な金を稼ぎました。しかしながら豪遊するでもなく、仕事から帰ってきたディーンに聞きます。
「ディーン、欲しいものは?」
「ああ?なんだいきなり」
「収入が入った。欲しいものを言え」
「そーだなー。じゃあ、週末久しぶりにフットボール見に行こうぜ。で、お前がチケットと飯代を出す」
「・・・・・」
「お?そこまでは無理か。んじゃ、チケット代だけ払えよ。飯は割りカンな」
ディーンはアニキっぽい顔でニヤニヤ笑います。お前意外と義理堅いなー、結構結構、とか呟きます。
「車は?」
とサムが聞きました。
「?」
ディーンはきょとんとした顔で振り返ります。
「あんた、車の手入れをしたがってただろう」
サムが言うとディーンは笑います。
「ばーか。俺のレディは俺が自分の金でメンテするからいらねーよ」
「他にないのか」
サムは近づいてディーンを抱きこみました。熱がってディーンが離れようとしますが、押さえ込みます。しばらくじたばたしても離れられないディーンは諦め、
「でかくなりやがって・・」
とブツブツ言いました。そして抱え込まれた体勢で見上げるとしょーがねーなーという顔でちょっと笑います。
「食う分払えば後はいいから、自分のことに使えよ」
ぽんぽんと優しく背中を叩かれ、反対にサムはむっとした顔になるのでした。
そんなかんじか?
結論。ロボは貧乏でも偉そうで、いつまでも貧乏ではいなさそうだなあ。
某様がたすんません。例によってあの夜の萌えツボを見失いましたわ・・・
[16回]
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