いやー、文字通り10年以上同じ兄弟であれこれ考えてきてあのファイナルなので、もはや新しいネタは出ないかと思いましたが、新しい素材が脳内に来ると出ますね……
いい具合にファイナルの記憶も薄れてるので、細かいところは無視で適当にいきます。
ファイナル後エクソシストをやってるサミー
いろんな次元がバラバラになった影響で、現世に出てくる悪魔もいる。
悪魔は、過去の心の傷や罪悪感をつく幻覚を見せてくるのがセオリーだけど、サミの場合、傷も罪悪感もほとんどディーン絡み。(ほかにもあるけど深さが違う)
悪魔を追い詰めると、ディーンの死ぬ場面や、ディーンを傷つけたときの幻覚を見せてくる。
辛いけど、想像じゃなくてリアルに見えるディーンの映像なので喜ぶサミ。そして悪魔はしっかり払う。
悪魔の方も攻撃して喜ばれると辛いんだけど、兄貴がらみ以外では、「勝負とおもった法廷に書類忘れた」とか、ジェシカのことだったりするので、威力が弱い。
神が面白がって作っていた並行世界がいっぱいあるので、たまに別の次元でクラウリーと組んでる悪魔のディーンと当たったりすると過去の場面じゃなくて動いてしゃべるディーンなのでうっとりする(でも祓う)。
ディーンは神が作った並行世界分いっぱいいるので、まれに出会うとすごく喜ぶ。ディーンの欠片に会うときが生き甲斐。(しばらく面倒見てから自分の次元が残ってたら戻す)
「質問なんだけど、今もここにもディーンがいるよ?」
というのはあそびにきている金満事業家サム(別次元から来てる)。今日の手土産はちょっといいポートワインとドライフルーツとナッツ。
横には足を組みながらワインのグラスを持つ元気な金満ディーン。
「俺でよければ、話し相手くらいにはなれるぞ」
だけどサミはちょっと目を見開いて、
「いや、大丈夫だよ」
「おれはディーン・ウィンチェスターだぞ?」
肩をすくめられて、ちょっと考えるサム。
「…訂正する。そばに誰もいない一人で散らばってるディーンを見つけるのがいいんだよ」
「クラウリーと組んでる悪魔は嬉々として追うじゃないか」
「………わかったよ、その次元の僕がひっついてないディーンがいい」
だって、僕の兄貴は天国でドライブしてるし。チラリと水晶玉を見ると、緑の中を走るインパラと中の兄貴が見える。
ディーンらしき噂を聞くと吹っ飛んでいくサミ。
「その事、この間の彼女は知ってるのか?」
と訊かれて、
「嘘つきたくないから、そのまま話したよ。これからは友達」
言われて揃って天を仰ぐ金満兄弟。
「あーもーなあ…」
「いいんだよ。だって一応聖職者の端くれになったし」
と笑うサム。
狩の時にはインパラに乗るけど、近場の悪魔祓いの時には教会支給のスクーターで移動するサミはファイナル後の世界で結構有名になりましたと。
ハンターで、弁護士で、実業家で、エクソシスト。
地獄と天国に太いパイプを持って、小さい水晶玉を大事にしてる。
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10月のむぱらはTGMで出るんですが(当たれば)、スパナチもペーパーだせるかな…
[6回]
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