9話
劇的に色んな事が起こってるんですが、あまりに一気に起こりすぎてぽかんとする回
・ミカエルに弱ってる神なら封じられるマジックアイテムを教えてもらいました。材料探しに兄貴とキャスが煉獄に行くことになりました。
・サムがチャックにつかまりまして、神のいなくなった後の世界を色んなバージョンで見せられてショックを受けました。兄貴はアイテム作ってから助けに行くことにしました。
・煉獄にぽいっと行きました。どんどん便利になる異世界移動。
(ベニーはナレ死でした。真偽不明だけど)キャスは煉獄でマザーに捕まりましたが、ナレ脱出してきて探してた材料もいつの間にかゲットして無事に兄貴と帰りました。で、マジックアイテム作りましてサムの救出に向かいましたがサムがIF世界にショックを受けて絶望し、チャックは頼みのアイテムを握りつぶしてしまいました。ついでに弱ってた体調も戻りました。
……こんなに劇的なのに、なんか早すぎて、今日も元気にすべてが軽いぜスーパーナチュラル。
エピソード的には最初の生き生きしたゾンビの皆さんのお話よりずっといいんですよ筋を書く意欲があるもん。
心に残ったのは唯一のチャンスに神を封じるのをためらってしまったサミちゃんを、兄貴が責めなかったことでした。数シーズン前なら口汚くののしって、その後も数話ねちねち言ってそう。
10話
なんか不思議な話。
モンスターの皆さん寄りのお話。
ガースが狼男になっちゃったエピは、なんか寂しくて良く覚えてないんですが、ざっくり言うと、狼人間として平和な家庭生活を送ってるガースが、W兄弟に助けを求めて連絡してくるんだけど、解決しようと思って動いた兄弟がピンチに陥って、結局ガースが助けていました。ガース君、最初から自分でやろう。
もう一つの流れとしては前の話でチャックとやりあった兄弟が、主役級の運からモブ並の運にスペックを落とされて、これから神との勝負しようという時にどうしようと困り、ガースに運を上げることができるパワースポットのうわさを聞くというもの。次の回へのつなぎ。
なんかこう、モンスター側の書き方が本当に最初と変わりましたよね。
モンスターという共通項でコミュニティを作ってる、というのがピンとこない。人体オークションとか今回の格闘技とか。(ジンが格闘に強いのもよくわからん)Xmenのミュータントたちのファイトクラブみたい。
ガースが元気で相変わらず友達なのは嬉しいんだけど、ガースは平和に暮らせてるのに、女の子を殺さないようにした狼男の学生さんは先日兄弟に殺されてるからなあ。兄貴、殺さなくていい基準がわからないよー。
11話
期待してなかったら、なんか良かった回。
とあるバーでビリヤードして勝つと運が上がる……というので出かける兄弟。
そしたらただくれるんじゃなくて、自分の運を賭けて御客同士で勝負をするバーでした。
なんかありましたね前にも。寿命を賭けるタイプの勝負が。
勝負をするうちに、どうも胴元にピンハネされてるぞ、と気付く兄弟。ここの黒幕はとある幸運の女神様でした。(知った瞬間の思考:ああ、そういえばこの世界ではゼウスだのアヌビスだの真実の女神だの色んな神様が消滅してるんだよね…この女神様も木の棒か何かでぐさっとやられて目と口から光を出して何故か死んじゃうのねきっと)
でした。
しかーし!今シーズン色々予想しては八割がた外し続けていますが、今回も外れました。
11話予想外に良かった。
女神様が神っぽかった。威厳があった。
兄弟の人を助けるために戦う、という姿が久しぶりに素直にええかんじに描かれてました。
今シーズン初めて巻き戻して上の下りもう一回見ました。ええシーンじゃ。
サミちゃんのビリヤードする姿は知的な大人の色気があってヒューヒューしますが、ストーリーがいいのは本当にいいなあ。くそう。求む、良い話。シンプルで身近でいいからよい話。
しかし、女神様が英雄の例に挙げた「ヘラクレス、クーフリン、ギルガメッシュ」で昔読んだ神話よりも某ソシャゲのキャラクターが浮かんでしまったので、少し自分の脳みそに危機感を覚えました。
あ、あと先日生き返って来たジャックが兄弟と再会しました。サムとはハグで、兄貴はちょっと顔に触れる(なんせ殺そうとしてたからな)だけなのはなんからしいですね。
12話
えーーーーーと、またも脳みそに挑戦だ。
チャックがいっぱい作った世界をどんどん破壊していく中で、ミカエルやボビーたちが来た世界も消えかけてるというのでみんなで向こうに跳ばされてしまったこちらの世界の人を助けに行く話。
救出自体は成功しますが、問題は「生き返っても力を使わないように」と言われていたジャックが異世界への扉を開くのに力を使って、チャックにその存在を知られちゃうかもしれない、という展開。シーズン5から10年檻に入ってたミカエル様から教わったアイテムはだめでしたが、今度は死神のビリーさんが神をジャックに殺させる、神の死に方は死の書斎の本に書いてある、とおっしゃいます。
そっかあ。
うーん、でもビリーさんのお話、とても魅力的なんだけど、ネフィリムを閉じ込められる棺桶のレシピが一般人の工房で半日で作れちゃったり、それであっさりジャックに壊されちゃったりしてるからなあ。信じたいけど、すかっても驚かない僕。ビリーさんが真剣なのは信じます。
でも、久しぶりに先代の「死の騎士」様のメモリアル映像が出たのは嬉しゅうございました。やっぱり優雅よね!!!
[2回]