８話感想でーす。

意地悪な同級生のいじめならぬ、クラウリーのＷ兄弟いじめからスタート。
下げがあるからこそ、やり返したときの爽快感があるのだ。
・・・とは思うものの、ねちねちサムをネタにディーンをいじめるクラウリーにやっぱりムカムカ。そりゃ悪魔だからさ！それが普通なんだけどさ！
ディーンがボビーに電話してると現れて、「ボビーに私からキスを」とか言っちゃうのが本物っぽくて怖い。このあいだ思いとどまったクロボビの開拓について、そこまで言うなら検討しようかと思っちゃうじゃないか。
「必要なら兄を１ドルで売る」とか言われちゃうサミーと、そんなサミーでもやっぱり地獄に落とさないためには自分を折ってしまう兄ちゃん。・・・・泣けるなあ。

「悪魔がボスでお前は正体不明（そんな奴らに挟まれて最悪）」と兄がズケズケ言えば、
「信用無くて仕方ないし、やったことは消せない」とこれまたツルツル弟が返す。
「でも証明する。僕は弟だって」
というセリフの後、無表情に顔を合わせる兄弟。・・・・・・・かつて無いほどすれ違っています。すれ違いは大好物なんですが、今回お互いにベクトルがあるんやらないんやら分かりません（泣）

そして今回の大注目ポイントはお久しぶりの兄の寝姿!!!!　（色々間違ってる。うん、わかってる）
Ｔシャツ着用、ジーパン着用、ベッドカバーの上からうつ伏せ寝・・・・・・・兄よ、何を思ってそんな格好で寝てるんですか。警戒してるんですか。そして兄の睡眠中も調査している弟。うーん。
しばらく寝そべったまま振り返って会話する兄。ひねったウェストに注目ですね。注目。製作側も分かってるんでしょう。寝そべったままの兄ショット、長いです。黒いシャツにジーンズで、いつものガボガボと上着を着てる時よりすんなり見えます。肩が丸っこくてね！寝起きでまだぼんやりしてるのに覚醒しきって.るサミーにべらべらしゃべられて、頭痛そうな顔とかね！もう、潤いは今回ここだけだな（笑い泣き）
ま、後の細かいストーリーはおいておくとして（ひでえ）
色々言ってますが、自分の身のためなら「さっさと仕事片付けよう」という姿勢のサミーに、兄ちゃんがますます胡散臭げな眼を向けているのが悲しい。
「お前はサムじゃない。フリはやめろ」
と、言う兄ちゃんは、その方が楽なのかなあ。
そーすると事件後にサムが
「あんたのこともどうでもいいと思ってる。でも昔の僕に戻るために（あんたの）助けが要る」
「正直にならないと僕から離れそうだから」
と話します。
・・・・やっと口先だけじゃなさそうなことを言うと思ったらこれか・・・・痛い痛い痛い。
そして「(お前じゃない）弟を取り返すために、狩りを続ける」と兄ちゃん言いますが、これはすなわちクラウリーの手下として扱われることを続けるってことなのよね。うううううううう、兄、悲痛な決意だ。
なんか、ほんのちょっとポイントがスライドすると、身もだえするほど美味しくなりそうな設定なのに、なんだか惜しいなあ。惜しい。そして痛い。
最後に一つ。
今回ライフルで狙撃手になるディーンはかっこよかったです。

[6回]