冒頭またもバンパイアに変異させられた経緯と共に、「復活サミーの怪しい行動」メモリーが流れます。
兄ちゃんの疑いの歴史。根深く怒ってるなあディーン。まあ、当たり前だけど。やった奴反省してないし。
キャスの診断で、サムは「なんか変なモンになっちゃった」のでも「変なモンに取り付かれた」のでもなく、「魂が無い!」状態であることがわかります。
診断でキャスが3話で子供に対してやったことと同じ「胴体に腕突っ込み」をやられます。苦しそうですが、子供にやらせたことだしね。耐えろサミー。
見守る兄ちゃんが「心配」というより「真偽を見守る」顔なのが雄弁です。
あれが普通のサミーだったら、兄ちゃん絶対自分も痛そうな顔してるに違いない。
そしてサミーの魂はまだルーちゃんとミーちゃん兄弟と一緒に「檻」にいるそうな。
きゃー、いやーーーーーーー、S3ラストからS4冒頭の兄(in地獄)状態ってことじゃないの。
「魂無しでもサムか?」
これがディーンの心境を実によく表している。
そしてディーンとキャスが自分のことを話してるのを脇目にせっせと縛られたぶっといロープから縄抜けするサミー。
「放してくれ」
と一応頼みつつ、断られると縄抜けして
「あんたには僕を止められない」
とか言っちゃうし。攻めだなあ。惜しいところいってるんだけどなあ←いきなり思考がそこに飛ぶか
ディーンにとことん「危険物体」と判定されていることを知ると、
「分かったよ、僕が間違ってた」と、ここまでは最近恒例の「口先だけ感」満載ですが、その後「でも修正しようとしてる」と続けます。
ここ!ここん所ちょっと「努力する機械」っぽくてちょっとだけ萌え!!
そして魂無しの淡々サミーは全然眠らないそうな。こりゃすごい。お兄ちゃんの寝込みを襲い放題じゃないか←おいおい
お兄ちゃん、サムが寝入った隙に逃げ出そうとしてもダメじゃん!まあ楽しい。
地獄から戻されたサミーは原っぱに寝てたそうな。
魂無しの身体はどうやって気がついたんだろうなあ。ちょっとときめき。
この回、キャスがW兄弟のための便利屋さんになってます。
一緒に戻った爺ちゃんの胴体も腕突っ込みの触診してくれますが、爺ちゃんはちゃんと魂inで復活してました。
爺ちゃんを怪しむディーンに対してサムが
「兄貴が(すんげえ強調した感じで)家族を信用しないなんて」
と、ハッという感じに言うのがなんだかムズムズ。おめー、微かな表情読むどっかのお医者さんみたいな所もあるのに、「家族」カテゴリーに入る奴はスルーなんかい。
これをロボサム(兄命名)の可愛げと解釈するか否か。
そしてこの期に及んでもツルツルルルっと兄ちゃんに嘘をつくサミー。
どうもロボサムは「家族」と名のつく者には無警戒(バカにはするけど)で、「情報」という言葉にすごく弱いらしい。「情報が手に入る」と思うと何でもやっちゃいそう(笑)
ディーンに「祖父(家族)」か「俺(家族)」かどっちか選べ。ただし俺と組むなら俺がボスだ、と言われて、ディーンを選ぶサムですが、どうもイマイチ本気度がわからない。
ディーンも6割方自分のトコには来ないと思ってたらしいし。
そして、タイトル通り「祖父の秘密」が明らかになるんですが、甦ったじーちゃん、なにやらクラウリーの手先になってる模様。
ホワーーーーイ?????
あなた本当にハンター一筋のキャンベル家の方ですか?そしてクラウリーに「使用人」呼ばわりされるハンター達。この辺の下りは小公女セーラが意地悪な同級生にネチネチやられてるときと同じようなジタバタ感があるなあ。