2話まとめてなのは、4話はにーちゃんの中の人が監督した回で兄弟の出番が少なめだからで、ここに力を入れるとワタクシうっかりクロボビについて語りだし、おじ様方の愛の世界に目覚めてしまいそうだからです。
そして仲の人の特典映像について語りだすと、今度はナマモノの話に突入してしまい、やはりへにょへにょブログなのにPWでもつけなきゃいけないようなことを口走りそうです。
まず4話
ボビーは本当にみんなに頼りにされてるんだぜ、というお話。
クラウリーがやっぱり魂を返さなくて、「ま、そうだろうなあ。ここですんなり返したら気持ち悪いわよね」って感じです。
久しぶりに登場するルーファスが実に傍若無人な感じで好き。この偏屈さが。
兄弟の出番が少ないせいか、サムの変さも目立ちません。
ラミアにふっとばされてるサムが、淡々クンになっても、別に無敵なわけじゃない実証みたいでおかしいです。
そしてなんと言うか、「サムがおかしいんだ」とボビーに泣きつくディーンが、ボビーを「冷たいぞ」となじるあたりは、ほんとーーーーーに、甘ったれてる感じで顔が崩れます。
クラウリーの親子の会話と視線が素敵でした。心温まるわね。
そしてそして!ボビーのために9時間もかんばって飛行機に乗った兄!!サムと一緒に!!この淡々サム君なら、離陸して
「うぎゃー!!」
とか言ってる兄に
「静かにしなよ」
と冷たく突っ込み、
「手でも握ってくれるってのかよ」
とか言われたら
「いいよ」
と、あっさり握りそうです。人目なんて気にしナイン。
「冗談だー、離せこのバカ」
とか言われても、
「うるさいな。黙らないと口塞ぐよ」
とか言ってつないだ手を晒したまんま9時間過ごしそうです。しかも自分はイヤホン着用。
トイレとか行くので手を離しても、戻ってきたら「よいしょ」とまたつなぐ。
兄ちゃん、めでたく飛行機の恐怖がまぎれるでしょう。うんうん。
あら、4話は数行で終わるかと思ったらなぜこんなことに。
5話
大変な回です。
バンパイア追ってたら親玉に兄ちゃんが感染させられ、しかもサミーが助けられたのにそれを黙って見過ごし、もう死ぬしかないと思ったお兄ちゃんがリサとベンに別れを告げに行って、却って関係悪くする、というお話。(お兄ちゃんは爺ちゃん秘伝の薬で治りました)
おお、毎回ストーリーそっちのけなのに、今回は真面目にネタバレしてしまった。
某吸血鬼ドラマをものつごくパクッているらしく、DVDについてた予告編とそっくりでした。
冒頭、兄ちゃんがリサと「会いに行くよー」電話をしているとサムが「にやけてる」と茶々入れます。
なんか、淡々サム君は淡々のくせに兄ちゃんがリサやベンと電話して(嬉しそうにして)ると、必ず茶々を入れてくる気がするな。そして少しずつ「兄貴には父親役なんて無理無理」「普通の女性と長い関係なんて無理無理」と刷り込んでいる気がする・・・
ラストでもリサに電話してたら近くにいたし。
バンパイア追ってたら後ろから「You are pretty」と声をかけられる兄ちゃん。使わないよなあ、男の人にprettyは。そしてやたらと強い親玉に感染させられます。
まったくもってディーン受難なんですが、魔物になってしまって、「もう死ぬしか(自分を殺させるしか)ない」と思いつめた兄ちゃんのバスルームでの絶望的な表情は、すごくすごく可哀想で、リピートものです。はあはあ。
逆にリサとベンに別れを告げに行って・・・のシーンは、可哀想なんですが見てられなくて2回目以降は早送りものです。痛い。痛い度数10点満点中8点つけてしまう。
そしてまた、駆けつけた爺ちゃんに「やれ(首を切れ)」と上着を脱いで立つ兄ちゃんの暗い眼は、これまた見事な暗さでデスクトップにしたいくらいです。はあはあ。悪人モードに入っちゃったトムのようだわ。
兄ちゃんが感染させられた時、サムが10秒くらい(計った)たっぷり横で様子を見てるんですが、一瞬笑うんですね。あれ?と思うんだけど、さすが親切な米ドラマ。あとから「ここ重要だから。ポイントだから」という感じに何度もリピートしてくれました。わかりやすー。
ディーン、絶望と不審の目覚め。
そして淡々サム君はどうもアルファについての情報が聞きたくて聞きたくてたまらん様子。
色々取り繕ってますが爺ちゃんにすら不審がられる。
爺ちゃんの方がまともに見える日が来るなんて。
ラストのサムとの会話の時の顔なんか、これまたぜつみょーでございます。
眼が。眼が笑ってないよ兄ちゃん。
バスルームで絶望してる兄ちゃんは保存版的に可哀想で、
サミーはサム史上一番気持ち悪い笑顔でした。
[10回]