15話
いやー、ほんとに12話の兄貴生き埋め危機の緊張感はどこへ。
ある町で起こった不審死の調査にでかける兄弟とカスティエルですが、今回はサミがあっけなく敵の術中に墜ちて町の住民になってしまいます。
何年代なんだろう、60年代くらいかなあ。ミスドの包装紙に昔書かれてたような感じ。
術中のサミちゃんはジャスティン・スミスという名前で臙脂色っぽいカーディガンに眼鏡。これってまたメリケンドラマのキャラクターだったりするんですかしら。
ラスト3分だけ兄弟タイムなので、そこだけ見てもいいかな!
現場からは以上です。
16話
森で死者と大勢の行方不明者が出ている事件を追う兄弟。
何となく被害者の死に方や傷や遺体の見せ方がいつもと違います。荒々しい感じ。
今回の犯人は人の肉を食べることを覚えた白人入植者を先住民が異形に変えたということでした。魔物の書き方も生々しくて泥臭くてよかったです。先住民の人がみたら、日本ネタのキツネみたいにびみょーなところもあるんでしょうね。しかしまあ、神と天使がアレですからね。
ビジュアル的には仮面ライダーの怪人みたいでした←褒めてる
今回は38分からが兄弟タイムでした。現場からは以上です。
17話
ミカエルがバナナの皮に転んで頭打ったくらい唐突に死んでしまったので、現在の最大の懸念はジャックの暴走です。ミカエルの恩寵を吸収してパワーが戻ってる上に、何かあるごとに魂を消費してるのでどんどん感情を抑えられない衝動的な子になってます。
ニックはルシファーを虚無から呼び戻せないか模索し(注:ニックはただの人間)キャスは古道具屋で神と通信するアイテムを探し出します(アミュレットが久々に登場ですよ)。
サムがニックに頭を殴られて死にそうになり、ジャックがまた魂を消費して助けます。どうもここで魂を使い果たしたもよう。すでにその前にニックを焼き殺してますが。
ニックを殺し→サムを助け→心配して色々話しかけるメアリーを消してしまいます
ここが、ものすごく衝撃的な展開なんでしょうがイマイチ心に響いてこないのはなぜだろう。
メアリが消えちゃったのに。
18話
サムとディーンは一抹の希望を持ってメアリとジャックの行方を探し、ジャックはロウィーナにメアリを生き返らせる方法がないか迫ります。
ロウィーナがなんかほんとに可愛い今シーズン。
結局メアリママはほんとに死んでしまって天国にいて、ジョンパパと幸せに暮らしてるそうです。ママの遺体をハンターの火葬にする兄弟。
尺はいっぱいあるんですが現実感がない。
そして葬儀のシーンのサミが足を開いて立つ姿が足長くてひゅーでした。
BGMも悲しいシーンだと目いっぱい語っているのに、なかなか感情移入できない展開でござる。天国でジョンパパと一緒に過ごしてる、というのはホッとします。
19話
冒頭はお悔やみに来たハンター達にスピーチする兄貴。
またバンカーにハンターが復活したのかと思ったら弔問の人たちでした。マムを偲んで話そうというサム達に、
「もういいだろ」
とさっさと思い出の品を片付けてしまう兄貴ですが、あとで裏の林で一人で嗚咽しててかわいそうでした。うわーーーーーーーーーーーーーん兄貴かわいそう。マム大好きだもんな。
………そしてここに至って天界ねたですよ。
天使=バッテリー
天使不足=天界の倉庫崩壊
大天使=天使製造機
ジャック=元大天使の息子
天使はジャックを引き込んで人間から天使を大量生産しようとします。
レディース&ジェントルメン
そのへんの人間にちょんと触れると目がぴかーっと光って天使になるんですって。
ウリエルやザカリアが悲嘆にくれそう。
一方兄弟はジャックを呼び出してミカエルが入るはずだった棺にジャックを入れてしまおうと画策します。ジャック素直に入ります。揉めるぞこれ………
そりゃあ嫌だろうあんな箱の中で………恨むぞこれ。蓋を開けたら大魔王だ。
……とか言ってたらあっという間に棺破壊。大魔王誕生。
ジャックが狩られるのは自業自得だけど、
兄貴とサムが恨まれるのも自業自得だなあ。
棺の作り方を伝授なさった死神のビリーさん、耐久性に問題があったようですがこの件について何か一言お願いします!
いやー、それにしても兄弟史上まれに見る自業自得でやりきれない最終話前。倒すべき敵は誰だ???
20話
出てきたジャックは怒って特殊効果とともに兄弟とキャスを振っとばしますが、消滅はおろかかすり傷も負ってないのでかなりかなり手加減してますね。気づいたかね兄弟。
そしてジャックの力の影響で世界大混乱。
えーーー。そんな中17話のアミュレットで呼ばれた神登場。
ジャックと相打ちできる新作の銃をくれます。
すっかりやる気の兄貴と、ジャックは自分達を助けるために魂を燃やし尽くしてああなったのに、救う努力もしないで兄貴が相打ちすることに同意できないサム。
神のお言葉で可能性が広がりました。
「君ら兄弟はどんな宇宙でもお気に入り」
これはもっともっと自由なAUをどんどこ書き給えという神のお告げ。
これからのことを語らってるジャックとキャスのところに、銃をぶら下げて現れるディーン。はっきりきっぱり悪役です。怖いよう。
しかしもっと悪役のチャック=神。
ジャックを殺し、地獄の魂を解放しました。
怪獣大戦争というか妖怪大戦争というか。1話登場の「白いドレスの女」も復活してましたが、幽霊の魂も地獄に行くのね。
近所の墓からドンドン死体が出てくるので、この墓地の住民は地獄落ちが多かったようです。
スリラーかと思ったら、ウォーキングデッド風によみがえった死体にディーンとサムとキャスの3人が群がられて終わりました。
ホッとしたのはジャックが「感情は動かないけど悪いことをしたのは分かる」っていって、ディーンに撃たれようとしたところと、それを見たディーンが撃つのを止めたところ。
それを不満がってディーンに
「撃てば母親を返してやるぞ」
とチャックが言ったら、
「しない。俺が会いたくても、母は正義の人だ」
とディーンが拒むところはよかったな!
しかし、神最悪。
ともあれディーンが家族と呼んだ2歳児を殺す最後でなくて良かった良かった。
どーしましょう、最終シーズンがゾンビ化した兄弟の話だったら。
あるいはワンシーズンかけてゾンビ化が進む兄弟がなんとか食い止める方法を探そうとする話だったら。先にどちらかが完全にゾンビになったら、もう片方が処理する約束をしたりしてね。
一進一退でハラハラ。たまに1話だけ人間に戻るけど、事情でまた半ゾンビに戻ることを選択するとか。
あと、地獄に落ちたゲストのキャラがガンガン出せますね。初代めぐとかベラとか来るかな。
……酒場にW一家にゾンビに。さすが二次泣かせのスパナチだぜ。
という関係ないことを考えながらS14フィナーレです。
よし、駆け抜けたーーーーーー!!!
やはり11~13話が盛り上がりピークのS14でした。
[11回]