いきなりボディービルダー的にテラテラした肉体をサミーがお披露目してくれます。
「うげ」と思わせたい演出なら効果抜群。
「いやーん、せくすいいいい」と思わせたいならちょっとずれてる。
「サミーかわいー♪」的欲望は全く持って満たされないどころか、突発的に欲求不満になります。
朝っぱらから身体にオイルを塗ろうが勝手だが一言だけサミーに言いたい。
「もうちっとズボンを上げろ!」
嬉しいより痛いわい。
一方でおにーちゃんは朝のベッドでリサといちゃいちゃする夢を見ています。(inインパラ)しかも、自分が見てる夢だと言うのに、胸元に引き寄せて寝てるシーツの皺の寄り方がオトメチックです。英語版を見たときも思いましたが、改めてみても絶対にスタッフの苦心の作だね。もーなんと言うか、サミーが出しすぎなら兄ちゃん隠しすぎ。なぜそんなに胸元隠す。
もっと寝像悪くバーン!と寝てもいいのに、しかも「きゅっ」とシーツを引き寄せてる手もオトメすぎ。
「女体化ネタで、実はあれが外れるとCカップが」
みたいなどっきりが隠れているんじゃないかと邪推するくらいオトメ(しつこい)。
そして、開始数分で兄弟のあられもない姿をそれぞれ見せられるその意図を考えると、これはやはり
「頭の中で思う存分合成してくれたまえFANGIRLたちよ!」
という蒔き餌なのではないかしらと思ってしまうわけです。
なんて受け攻めがはっきりした蒔き餌なのかしら。そーか、3話のスタッフはSDか。
蒔き餌自体は歓迎なので、次はもっと受けも攻めも同じくらいのリバ可能なくらいの演出でお願いします。受け攻めこっちの脳内で調整できますので、ぜひ、一つよろしく。
いい加減兄弟の裸論議から離れると、一晩買った美人のおねーさんには「顔の筋肉を動かす気もありません」といった感じの彫刻顔筋サム君が、おにーちゃんの電話に対しては少なくとも顔筋は動かしてます。比較が楽しいです。ほほほ。
ついでに電話をくれたお兄ちゃんに、合流地点変更を強引に押し付けます。お兄ちゃんは電話を切りながら
「立場逆転かよ」
とぼやきますが、実際ハンターとして現役のサムの方が情報等多いのはまあ自然として、
兄ちゃんが『立場が逆転した』と感じたことの方が萌えゴコロをなんだかくすぐります。あうあう。
逆転されたと感じたのか兄ちゃん。下克上大好き・・あうあう。
えー、ちっとも中身に触れませんが、キャスが登場します。サムが1年間何回呼んでもちっとも来なかったのに、ディーンがちょっと呼ぶとぱっと来る(そのこと自体よりも、それにサムが憮然とする点に萌えた)。
そして、キャスが来て目をパチクリするディーンのショットが2,3回あるんですけどね、もうこれが
「ダメだ、もっと子供のようにきょとん、とした感じに。もう1回!」
「口は半開きだ!顔のどこにも皺を作っちゃいかん、もう1回!」
「ぽかん、とするんじゃないんだ。きょとんだ。もう1回!!」
・・・・と、Jenに演技指導がしつこく入ったんじゃないかしらと思うくらい「子どもっぽくかわいこちゃん(睫毛いつも以上に強調)」という感じのショットでした。
ほんまに3話のスタッフは「ディーン可愛い子ちゃん的受け話推進派」に違いないよ(決め付け)。
そしてキャスの長年の友達の天使、バルサザールが登場します。
いい感じのおじさんです。ちょっとおなかが出てるけど、隠さない崩れた服装なのも素敵。キャスはディーンのことはサムと込みでジーと観察しててくれると嬉しいので、ぜひバルサザールと思いっきり天使らしい友達会話をたくさんしてくれるといいよ。
バルサザールがちゃんとキャスを助けに戻ってくれるのが素敵。でも、S4からずっと思ってるんだけど、天使同士は天上で戦えば良いのに、わざわざ人間の身体で肉弾戦するのが笑える。でも光線でも出し合ったらそれはそれで萎えるけど。ああでも天使の剣をクルッと袖から出す殺陣はいつもかっこよくて好きっス。
ちっともストーリーに触れてませんが、最後に一つ。
今回天使が人間の魂を買おうとしますが、買われた魂どーなるのかしら?
10年後になるとばっさばっさと音がして、見えない鳥に摑まれて天上に行って、トラの穴のような大特訓の末「末端天使」に強制的に変わったりするのかしら。・・・しないんだろうな。
この回あたりから兄ちゃんが
「サミーならここでこうする」
といった行動をサミーがしないので、ちょっと真剣に心配しだします。
サミーは兄ちゃんが何か言うと
「僕もそう思ってたー」
と、むりむり合わせてる感バリバリです。
可愛いサミーとサミーにメロメロな兄ちゃんを期待して見てるとちゃぶ台ひっくり返したくなりますが、「なんだか変な淡々サミーがお兄ちゃんに一生懸命話を合わせている姿」を楽しめれば、今後も楽しく観られると思います。うん。
[6回]